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オオタナナエ 台所教室+

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2008年 09月 21日

おばちゃんち訪問

昨日は、ベトナムに来てはじめて、激しくおなかを壊してました。
何が原因かはわかりませんが、一言で言うと食べすぎです。
久々に、もがき苦しんで、「昨日までの健康な私、ありがとう。明日からはもっと健康に感謝して暮らしますので、早く治してください!ナムナム~」とお祈りしました。
いやー、お腹いたいのってこんなに辛かったのですね。
メイドさんを呼んでも、何の解決もないのだけど、本当に痛くて、つい呼んでしまおうかと思いましたが、大人なので思いとどまり、深夜に一人痛みと戦いました!
普段、割とお腹が丈夫なので忘れてました。

そんなこんなで、もしかして今日は学校へ行かずに病院かも??と思ったのですが、
今日は約束もあったのでなんとしてでも学校に行かなくては!と登校。

お昼のクラスの一人のおばちゃんは、英語を勉強中ということで、激しく私の面倒を見てくれます。
何度も英語を教えてほしいとお願いされていたのですが、私はそんなに上手じゃないからとお断りしていたのですが、それなら、うちにご飯を食べに来てほしいと招かれていました。
そんなわけで、今日の休憩時間はそのおばちゃんの家でランチ。

その前におばちゃんの妹が英語の先生をしているという高校に連れて行かれて、教室にまで招かれる。
そして私は、英、仏、ベト、日本語がペラペラな、お料理上手な天才少女、いや天才中年女子として、高校生に紹介される。
いやー、いくらなんでも、そんな褒めちぎらなくても・・。
褒められなれてないし、事実とは大幅に異なるので、逆に肩身が狭い。

子供たちは、みんな白い制服に身を包み、とてもキラキラしていました。
写真を撮っていいですか、というと、皆ノリノリではしゃいでくれて、とてもかわいらしい。
全員起立で挨拶されて、社長気分。
おばちゃんち訪問_c0154399_1204375.jpg

英語の授業に少しだけ参加して、あとはおばちゃんの家に。

おばちゃんは独身で妹2人と大きな家に住んでいました。
おばちゃんの今までの半生は本当に、背負いきれないくらい重くて、とても大変なものだったみたいだけど、
こうして元気に生きているなんて、やっぱり人間てすごい。

おばちゃんは、私のためにご馳走をたくさん作って待っていてくれました。
にんじんも綺麗に飾り切りしてあって、たくさんの心遣いを感じました。

妹さんたちと楽しくご飯。
おばちゃんち訪問_c0154399_1214257.jpgそして、驚くことに、姉妹一丸となって、私にこの家に住むように言ってくる。
家賃はいらないから!とにかくここに住んだら良いじゃないの!!!と・・・。

いやいや、それはちょっと・・・というと、じゃあ週に何回遊びに来れるの?6回?5回??と・・・。

相手が本気なので、適当に流すわけにもいかず、返事に困りました。
ちょっと重いといえば重いのですが、肉親でもないのにこんなに心底愛情を注いでくれることはありがたい。

午後はまたおばちゃんと授業を受ける。
おばちゃんが持っていた飾り切り用のナイフを、どこで買ったか聞いたら、買ってくれてしまいました。
そんなつもりではありませんでしたが、おばちゃんありがとう。
次は、その時計どこで買ったの?とか、その宝石は??とか言えるようになれば、私もご立派??

午後のクラスでは、昨日一緒にカラオケした子たちが、代わる代わる私のところへ来て、次の休憩もカラオケに一緒に行こうと、マイクを持って歌う、五木ひろしみたいなジェスチャーをしてくる。
そんなわけで、昨日の不調もあって、本当はこの休憩は一人でカフェでゆっくりしようと思っていたけど、みんなでカラオケへ。
タダなのかなと思ったけど、歌う人がいちいち一曲3000ドン(20円)払いに行っている。
ほー。お金取るんだ。
同じクラスの子たちもすごく気持ちよさそうに熱唱。
私にも歌えといってくるけど、ベトナム語がわからない!と断れるのでちょうどよかった。

カラオケ中も、隣に座った子がわざわざ紙に「あなたのベトナムでの生活は楽しいですか」とか書いて、質問してくれる。
本当にかわいらしい。

そんなこんなであっという間に夜の授業。
夜の授業でも、皆があれこれ面白くて、楽しかった。
ベトナム人は、ほんと、行動がいちいち面白くて、ネタがつきません。

最近よく驚くのはベトナム女子は、鼻をほじるのを全然恥ずかしいと思っていないこと。
今日も、向かいに座ったかわいい女子が、人差し指の第一間接まですっぽり入れて、堂々とほじってました。
そこまで堂々とされると、むしろそれが常識に思えてきます。
日本に帰って、人前で鼻をほじったりしないように、今から気をつけようと思う毎日です。

by nanaeota | 2008-09-21 01:22 | Comments(0)


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